紙芝居は枠に入れて上演すると、
グッと、雰囲気が出るよね。
ちょっと、紙芝居にまつわる悲しい歴史を語らせてね。
絵本の読み聞かせは、
だいぶ前から広まっていますね、
一昔前、絵本の読み聞かせの代わりに、
紙芝居を子供たちの前でやろうとした人がいました。
しかし、「それは、やめてください。」と、言われたそうです。
戦前の大日本帝国。
もちろんテレビはありません。
子どもたちを軍国主義に導き洗脳するために、
紙芝居が使われたそうです。
そんな、歴史を知ってる年配の学校関係者は、
学校で、紙芝居なんか上演してもらいたくなかったのでしょうね。
今は、そんな歴史を知る人も
死んじゃったから、現場を離れ、
何処でも、気がねなく、紙芝居をできる世の中になりました。
でも、紙芝居を上演する人は、
そんな、紙芝居の悲しい歴史も知っていないといけないと思います。
これからの私たちは、
この紙芝居を使い、平和な世界の為に使って行こうとおもいます。
紙芝居には、テレビにはない、素晴らしい愛があります。
読み手の愛です。
スピーカーからではなく、口から、素敵な物語が始まります。
はじまり、はじまり。